ストリートリーグに日本から参戦した堀米雄斗選手が3位の活躍に衝撃
2017年5月にバルセロナで開催された、ストリートリーグ。通称SLS(Street League Skateboarding)。日本から参戦した堀米雄斗選手が3位となった。
写真は堀米雄斗さんのインスタグラムより出典
(https://www.instagram.com/yutohorigome/)
このニュースは、日本のスケーターの多くが喜び、驚き、衝撃を受けたと思う。どんな衝撃が走ったか、振り返ってみたいと思う。
ストリートリーグは世界最高峰のスケボー大会
何が最高峰なのかというと、優勝賞金がとてつもない金額であるという事。世界各地でツアー方式で大会が行われ、優勝賞金の総額が1億円以上。1回の大会の優勝賞金が1,000万円~2,000万円という事で、世界のトップレベル、さらに選ばれた選手が参加する大会です。
プロスケーターのRob Dyrdekが主宰していて、大会のスポンサーには、Nike、DC、モンスターなど。
Rob Dyrdek というと、DCの初期からのメンバーで、Allien Work Shop(AWS)のメンバー。いまやアメリカのエンターテイナーである。
世界で活躍するスポーツ選手
世界ランキング上位の選手と対戦する日本人というと、思いつくのがテニスの錦織 圭選手。野球でいうと、メジャーで活躍するマー君やダルビッシュ選手など。アイススケートでは、羽生選手かもしれない。
それぐらい、堀米選手はすごい活躍をしていると思う。
また昔の話をしてしまうが、日本人のスケーターが本場のアメリカの映像に出る事はほとんどなかった。
Primeというデッキブランドのビデオに岡田 晋さんが出ていたのが、私の知る限り一番古い。音楽はプチカート・ファイブ。米坂 淳之介さんの活躍もあったが、この方々はサムライ、野球でいうところの野茂選手。
Battle at The Berrics(BATB)の大会を見ていても、日本人が出る事はない。昨年までのSLSを見ていても、日本人が参戦してはいないと思う。
そう考えると、参戦するだけでもすごい事だが、トップスケーターの”Nyjah Huston”、”Shane O’neill”に次ぐ3位の堀米選手は、とてつもない快挙。
ストリートリーグプロとなった堀米選手は、今後のリーグ戦も参加ができ、活躍が期待できる。
どちらかというと、スケボーはアンダーグランドで、ストリートがかっこいいと思う。しかしその一面がありつつ、アメリカンドリームであるビックマネーを獲得できるチャンスがある事は、スケーターにとって嬉しい事だ。アメリカでは、スケボーはエンターテインメント。
MIZUNOやasicsやリポビタンDがもっとスポンサーになっていいと思う。