一枚一枚職人魂が宿った漆塗りスケートボードを紹介

プロダクト

日本人なら一枚は欲しい!日本の伝統工芸、漆塗りとアメリカ発祥のストリートカルチャーの融合

こんにちは、ジアライズです。
今回は漆塗り職人さんが、一枚一枚手作業で仕上げる、漆塗りスケートボードを紹介いたします。

漆塗りというと、石川県の伝統工芸。身近なものだと、うつわやお箸などがあります。神社やお寺などでも漆塗りを施されている箇所があります。

私はNHKの朝の連続テレビ小説のファンなので、数年前にみた「まれ」を思い出しました。
パティシエと輪島塗り職人を目指す若者が、結婚してもお互いの夢を追いかけるという物語でした。

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有限会社 清雅堂さんから漆塗りスケートボードが発売

赤富士・写真は清雅堂様のHPより

赤富士・写真は清雅堂様のHPより

舞妓・写真は清雅堂様のHPより

舞妓・写真は清雅堂様のHPより

日本の伝統文化とストリートカルチャーの融合は、今まであったようでなかった。
なぜ漆塗りとスケートボードのコラボが実現したのかを、清雅堂のご担当、東様にうかがってみました。

漆スケボー製作の経緯ですが、スケートボードが2020年の東京オリンピックから正式種目となったのをきっかけに、日本の伝統工芸である漆塗りの技術や美しさを年代問わず知ってもらうため。

そして何より今までの伝統工芸のイメージを払拭し新しい価値を見出せればと思いました。

アメリカ発祥のスポーツですが新たなエッセンスで日本の比類なき職人技術を伝えていければと思い企画がスタート致しました。

伝統文化を受け継がれてきた職人さんの、ものづくりを世界に発信するいい製品だと私は感じました。

風神雷神・写真は清雅堂様のHPより

風神雷神・写真は清雅堂様のHPより

忍者・写真は清雅堂様のHPより

忍者・写真は清雅堂様のHPより

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漆塗りのスケートボードの特性

漆塗りを施しスケートボードには、以下の成果があるそうです。

  • 耐久性アップ
  • 反発力があり弾きがよくなるからよくPOPする
  • そして何より、COOL!

一枚一枚に宿る研ぎ澄まされた職人魂を感じることができます。

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創業100年、新しいチャレンジ

1917に創業された清雅堂さんは、今年で創業100年になるそうです。すごい歴史ですよね。伝統文化を継承するためにも、枠にとらわれない製品として漆スケボーが完成したのですね。

オンライン販売から、東京東京渋谷区代官山にあるアンテナショップ『enne』も営業されているそうです。

有限会社 清雅堂さんのホームページ
https://seigado.co.jp

漆スケボーについて
https://seigado.co.jp/board/

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漆塗りの歴史は、安土桃山時代にさかのぼる

加賀友禅、輪島塗、九谷焼など石川県加賀には伝統工芸品の産地。その中でも山中漆器は加賀を代表する伝統工芸となり、歴史は安土桃山時代(1573〜1592)からとなるそうです。

数ある工業製品のなかで、職人さんの手作業によって産まれる製品は貴重だと思います。

伝統工芸という長い間伝承されてきた技法を、職人さんが手作業で仕上げるスケートボードはとてもクールでカッコとおもいます。

世界にたった一つのオリジナルを所有できる喜びをスケボーで体感しませんか?

ぜひ私も一枚購入したいとおもいます。
もったいないので、使えないとおもいますが!

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漆塗りサーフボードに挑戦していた!

清雅堂の社長さんの趣味がサーフィンとの事で、まずは漆塗りサーフボードを製作されたそうです。

しかし、フォルムが大きく、漆塗り独自の光沢が分かりにくかったそうです。そこで、企画部長さんがスケートボードならフォルム的にもカッコいいのではという事で、作製し製品化となったそうです。